便利なもの
フリーで手に入るものを列挙していますが、Windowsに対応しているものしか扱っていません。
個人的に使いやすかったものを並べているので、他にも同種のソフトは沢山あります。
- tex関連
- wick.sty
- ウィックの定理で使う縮約の線を描くためのもの。検索すれば引っかかります。もしくは九後汰一郎さんのページにおいてあります。
使い方はファイル内に書いてありますが、英語です。
- FeynMF
- ファインマン図をtexで描くためのパッケージです。基本的な操作は日本語で書いてあるんですが、細かい部分は英語しかないです。
- Infty Editor
- 数式が視覚的に見えるtexのエディターです。基本的にこれかeasy texを使ってこのHPのPDFファイルは作っています。このソフトがなかったらこのHPを作らなかったかも知れません。学生版はタダで使えます。
- フォントの埋め込み
- ソフトではないですが、dvipdfmxを使用したときのPDFへのフォントの埋め込み方法。
まず、dvipdfmx.cfgを探して適当なエディタ(ワードパッドで十分)で開きます。例えばc:\〜\dvipdfmx\configにあります。これの最後のほうにFont map filesという項目があるので、そこの行のどれに%がついているか確認します。これは
%f psbase14.map
f dlbase14.map
のようになっています。このときにf cid-x.mapとなっているなら、cid-x.mapを探しに行きます。また、f kanjix.mapとなっているならkanjix.mapもです。
これらはc:\〜\fonts\map\dvipdfmx\base\にあります。このcid-x.mapを適当なエディタで開いて
rml | H | Ryumin-Light |
gbm | H | GothicBBB-Medium |
rmlv | V | Ryumin-Light |
gbmv | V | GothicBBB-Medium |
があるか検索をかけ、あったら行の始めに%をつけて読み込まないようにします。そして
rml | H | :0:msmincho.ttc |
gbm | H | :0:msgothic.ttc |
rmlv | V | :0:msmincho.ttc |
gbmv | V | :0:msgothic.ttc |
の部分に%がついていたら%を省きます。これによってMS明朝とMSゴシックが埋め込まれます(kanjix.mapでも同様)。
その代わりファイルサイズは結構増えます。フォントが埋め込まれたかは例えば、PDFフォント○×チェッカーで確かめられます。
- グラフ・EPS関連
- EPS-conv
- BMP、JPEG、PNG、GIF、MAGをEPSに変換してくれます。
- JaxoDraw
- ファインマン図を通常のドローソフト感覚で書けるものです。英語ですがほとんど直感的に使えるので、不便はしないと思います。実線や円とかを使った図なら同様に書けます。
texがインストールされていればtexフォントも使うことが出来ます。PS、EPS、JPEG、PNG、PDFに出力できます。
- mjograph
- 2次元グラフの作成ソフトです。余計な機能があまりついていないので、使いやすいです。テキストファイルのD&Dで簡単に図が書けます(細かい部分であまり融通が利かないですが)。EPSとPNGに出力できます。
Mac用に開発されているようで、Windowsの場合は古いバージョンしか使えません(windowsも3.5.0まで対応したようです)。
- 数式処理ソフト
- maxima
- 代数計算やらグラフ作成やらいろいろとできます。代数計算ぐらいにしか使っていないので、どこまで出来るのかは知らないです。コマンドを覚えたりしないといけない部分があるので、使いこなすのは大変です。
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